2つの朴(ほお)の木の看板。

すっかりご無沙汰してブログを書くのは3ヶ月振りでしょうか?
3日に一回は書こうと誓った思いは何だったのでしょう?
まあ 過ぎた事は気にせずに新たな気持ちでいきましょう。

最近作った看板で新たな試みの看板を2つ作らせて頂きました。
まずは川秀伊東旅館様(http://www.kawasyu.jp/)の朴(ほお)の木の看板。
これは以前に頂いた長勝さんから頂いた彫刻刀に柄を入れスタンバイしていたところ
川秀様から依頼を受け、デザインソースの月の図柄をお預かりして
「待ってました。」とばかりにデザインを提案して作らせて頂きました。
朴の板に文字と月と雲が混ざっているので「どうやって彫るか」試行錯誤しましたが
あみ出しましたひとつの法則を。
朴の木は削りたては草木染めの様な何ともいえない薄緑ですが
時間が経つと奥行のある濃いめの茶色に変ってきます。
その色は奥ゆかしさを秘めた日本の色でとても素敵です。
手を掛けただけあって とても良い感じに出来ました。

彫だけで色をつけないのも良いのですが
今回は文字は墨黒三分艶、月は5種類の色を作り
ステンシルの様に筆の先を切って叩きながら色を塗り
最後に金粉を散りばめました。
長勝さんに頂いた刃物も最高の切れ味で気持ちよく彫りました。
一生大切に使わせて頂きます。長勝さんありがとうございます。

川秀様も看板の出来に大変満足してくださりとても嬉しく思います。
ここから少しずつ色が変化し味がでてくるので
楽しみにしていてくださいね。
川秀様どうもありがとうございました。
繁盛、繁栄を願います。

もう一つは伊豆高原桜並木の和カフェ・茶茶様(http://sakurachacha.jp/)の看板です。
この看板の新たな試みは構造です。
30cm角のケヤキの古材の大黒柱に貫を差し垂木を掛けて
杉皮を葺き、朴(ほお)の木の看板を下げてあります。
大黒柱一本で安定させバランスをとらなくてはいけないので
結構大変でした。
築150年の大黒柱はカラカラに乾燥していて上に芯を持っていて
しかも150年も経っているので最高に強靭になっています。
貫を差す大きな穴を貫通させるのに大きな鑿(ノミ)で少しずつ
とっていくのですが
それはもう大変で「手強いなー」と何度口から出てめげそうになったことか?
鑿も2本ぶっ欠いてしまいました。
しかし穴も無事あき、大黒柱を生け込み、屋根を掛けた貫を差し、カリンの楔(くさび)を打ち込むと
ビクともせずがっちり納まりました。
「あーよかった よかった」とほっとしました。
大きさ、雰囲気、もバッチリで品良く馴染んだと思います。

おかみさん始め、スタッフの方々も大変喜んでくれました。
そんな顔をみると苦労も吹っ飛びます。

茶茶様はマリッジアドバイザー(パートナーズサポート)
要するにプライベートの結婚相談所で縁結びをされています
ので興味のある方はお茶をしに行ってみてはいかがですか?
甘味や水だし珈琲は最高にうまいですよ。

茶茶様、もうひとつの看板も現在制作中ですので少々お待ちくださいね。
引き続きよろしくお願い致します。

ここのお店でたくさんの良い縁縁が結ばれますように。

コメント / トラックバック1件

  1. 長勝鋸 より:

    かりゆし工房様
     長勝鋸です  ご無沙汰しています 皆様お変わりありませんか
     お宅の電話番号が知りたいのですが すぐ教えて下さい
            長津勝一
     

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